今回はViolin。
Piano伴奏とSoloの2曲でした。
海外留学がかかった審査とのこと。
短い時間ではありましたが、試行錯誤しながらのレコーディングでした。
マイクや演奏者の立ち位置、ピアノの屋根の開き具合などで
バランスを調整していくわけですが
演奏者からすると、これで音色やバランスが変化してゆくのが
面白く、また不思議な経験なようです。
ペアマイクでの録音を行ったわけですが
録音というと、各楽器にマイクを立てて後でミックスをする
というイメージがあるらしく、よけい驚きがあるようです。
いつものことですが、演奏者目線、エンジニア目線それぞれの
音の捉え方をお互いに理解しながら論議を重ね、音色・バランスを詰めていきます。
演奏者にもある程度の録音の知識(良い方向で)をつけていただき
より良い作品創りができればよいと思います。
もちろん録り手も、楽器や奏者に関する勉強は欠かせません。
同じ土俵で話ができるということは重要です。
さて、今回はニューアイテムを試してみました。
Grace designのステレオバーです。
この手の物では安い部類といえるでしょうか。
詳細は製品のホームページを見ていただければわかりますが
これがまた痒い所に手が届く製品なのです!
まだ円の値下がりも許容範囲、導入を検討しようかと。
また久しぶりに高砂のスタンドを使いましたが
使い勝手も音も良い感じです。
重さもお値段もズシンと腰に響きますが…
今回の審査、良い報告を楽しみにしています。
MUSA Enterprise / 西村 宙明
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