卒業シーズンの到来に合わせて、私どもムーサ・エンタープライズも、卒業記念の制作を複数の学校様よりご依頼頂きました。
各校の特色、ニーズに合わせた編集、入稿、納品と大忙しの日々を過ごしておりましたが、今回はその一部をご紹介致します。
この学校様は特に合唱に力を入れておられまして、今年度は、「校内で行われる合唱コンクールを録音し、卒業記念のCDとしてプレスしてほしい!」とのご依頼でした。
早速、会場を下見に伺います。会場は学校の体育館です。
いつも通りセンターにスタンドを立てて…と考えましたが、合唱コンクール当日の写真撮影の邪魔にもなりますし、何より今回は私どもで新たに考案した独自のサラウンド録音に挑戦したくて……、急遽、吊マイク機構をワイヤーで自作することにしました。
自作といいましても内容は至ってシンプルです。
具材を集めて、必要な箇所を補強、塗装等を経て完成。
最後にワイヤーにマルチケーブル1本を通し、完成です。
そして、本番を迎えます。
実は拍手専用のマイクも今回考案した吊りマイク機構には仕込まれているんです。
無事に本番を終えると、次は編集作業です。
編集、整音、マスタリングの行程を経て、プレスマスターが完成です。
次にジャケットや盤面等のデザインへ進みます。
生徒さんがデザインしやすい様に、予めデザインシートはこちらでご用意しております。
自由にデザインして頂けます!
そして提出頂いたデザインはこちらで全てデータ化し、デザインの修正や文字の追加のオーダーがあれば、行います。(全てフルカラー対応です)
そして細かい手直しを経て、担当される先生の了承が頂けた段階で、国内のプレス工場に送ります。
もちろん面倒なJASRACへの申請も我々ムーサ・エンタープライズが代行します!
こうしてALL MADE IN JAPANのプレスCDが完成しました。
ご依頼頂いた学校の担当の先生には本当に喜んで頂けました!!
納品時に喜んで頂けると、それまでの苦労が吹き飛びます(笑)
不思議なものですね。
ムーサ・エンタープライズでは、「確かな音で音楽を!!」を合い言葉に録音制作を行っております。
卒業記念のCD制作に関しましてもプレス工場は原則、日本国内の指定工場以外は使用しません。これは、品質を維持するためであり、100年先でもかかるディスクを目指しております。
もちろん、肝心のCDの中身の録音内容に関しても自信を持っております。
何十年後か先に聞いたとき、「母校の体育館で行われた合唱コンクールの風景が、はっきりと目の前に現れる!」ことを目的として、独自の録音システムを確立しております。
ご興味のある方は是非、お問い合わせください。
無料サンプルをご送付致します!
MUSA Enterprise / 加登匡敏
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