現場レポート第5弾は楽曲録音の一風景をお伝えします。
今回の楽曲録音は、キーボード、ギター、ヴォーカルというシンプルな構成です。
モニター専用のミキサーを調整中です。
まずはガイドトラックに合わせてキーボードをライン録音します。
ガイドトラックは指揮者が手打ちでクリック音を録音したものです。
今回のような楽器の生録音では、リズムマシーンでガイドトラックはつくりません。
ガイドをつくるのにリズムマシーンを使うくらいなら、わざわざ録音などせずに全部打ち込み音源でやります。
用意された歌詞です。
歌い方やテンポのゆらぎ方等、書き込みがぎっしりです。
仮のボーカルトラックを録音後、
アコースティックギター、エレキギターと録音を続けます。
エレキギターはアンプ以外に、ギター本体にもマイクを近接させ生音も録音します。
(ギターアンプからの音がかぶらないように向きをうまく調整します。)
これは、ギターがアンプで増幅される過程で失ってしまうギターが本来もつ高域を補完するために必要です(ギターの音に芯がでます)。
最後にボーカルを録音して終了です!
MUSA Enterprise 加登 匡敏