2013年3月14日木曜日

卒業記念シーズン第2弾!! DVDジャケット制作記事

卒業記念制作第2弾!今回は卒業記念DVDのジャケット制作についてご紹介致します。



今回いただきましたご依頼は、卒業記念に配布されるDVDのコピーと、
DVDを納めるジャケットの制作になります。


こちらの学校様では、毎年DVDのデータ作成からコピーまでの全ての作業を
ご担当の先生がされており、今年は初めて外部に制作を依頼されるとのことです。

過去に配布されていた自主制作でのDVDでは、再生機器との互換性が弱く、
お手持ちのDVDプレイヤーでは再生出来ない等のトラブルもあったようです。



まず、編集済みのDVDマスターデータをお預かりし、
平行してジャケットの制作にも取り掛かかっていきます。

ジャケットは生徒さんの描かれたイラストを基に、ご希望いただきましたデザインに 沿って制作していきます。
イラストにはこちらでご用意いたしましたジャケット用デザインシートをご使用いただきました。


早速お預かりしましたイラストをパソコンに取り込んでいきます。



こちらはジャケットケースの裏面に使用されるイラストになります。

とても綺麗なイラストをお預かりいたしました。
人物の配置や配色等のクオリティがとても高く、素晴らしい完成度のイラストです。

早速取り込みましたイラストを基に印刷用のデータを作成していきます。

まずはイラストに不要な紙の折れ目や、下描きの際に残ったと
思われます鉛筆の線等、イラスト本来の意図とは無関係な部分を
修正していきます。


イラストの持つ意図を損ねることが決してないよう、慎重に修正していきます。


修正が完了しました!




同様に別のページのイラストも取り込みつつ、随時修正をしていきます。

こちらはイラストに貼られていました修正テープを取り除いています。


ディスク盤面のイラストに関しましては、背景の色むらを無くして欲しいとのご要望 でしたので、色のむらを慎重に消していきます。



今回はジャケットの表紙、表紙の裏面、ディスク盤面、ジャケットケース裏面の
計4ページの印刷です。

4ページ全てのイラストの取り込み、修正を終えますと、
続いてジャケット各ページの印刷データの作成にはいります。

事前の打ち合わせにてご要望いただきました通りにDVDのタイトルや学校名等をイラストと共にレイアウトしていきます。



全ページのジャケット印刷用データの作成を完了し、ご担当の先生の確認・了承を経て、完成したデータを印刷工場へ送ります。

また、ジャケットの印刷データ制作と並行して、お預かりしましたDVDのマスターデータの再生のチェックや、DVD内で使用されている音楽情報のリストアップ、著作権の手続き等の作業も進めていきます。


以上の工程を経て、卒業記念DVDが完成しました!




カラフルなイラストに彩られた、とても明るいイメージの卒業記念DVDが出来上がりました。
ジャケットから生徒さん達の楽しい学校生活の思い出が伝わってくるようです。




慎重に検品作業を行ったのち、出来上がったDVDを学校様にお届けし ます。
ご担当の先生にも大変ご好評を頂き、今回もご依頼に無事お応えすることが出来ました。


今年も複数の卒業記念CD、DVDのジャケット制作に関わらせていただきましたが、学校様によってジャケットの雰囲気も毎回ガラリと変わります。

そのどれもが、生徒さんの活気や先生方の熱意にあふれていて、
ひとつひとつがとても印象に深く残っています。




ムーサエンタープライズでは、DVDコピーに関しましても、
質の良いディスク盤と、安定したデータの書き込みが可能な工場を選定し
制作を行っております。

再生関係のトラブル、対応機器との互換性にも強いDVDを自信を持ってお届けいたします。


合唱コンクール等の音楽系行事の録音やジャケットの制作、音楽の著作権に関する手続き等、出来る限りのお手伝いをさせていただいています。

ご興味のある方はサンプルを送付いたします。
是非お問い合わせください!
Mail: infoアットマークmusa-enterprise.com

MUSA Enterprise

2013年3月11日月曜日

DATチェック中

製造終了、サポート終了になってから久しいDATデッキですが
久しぶりに登場です。

機材貸出し案件用に、動作チェック中。
メカも快調!本当に回っています(笑
まだまだ現役で動作してくれます。


実はこのデッキ、私が初めて買ったレコーダーなのです。
学生の頃、このDATレコーダーにペアマイク、安いミキサーを揃えて
コンサートの録音に出かけていたものです。
当時はまだPCもDAWも高級品、学生の私には手も出せませんでした。
さらには不安定この上なかったわけで、録音なんて怖くてできませんでした。
今でも録音にPCは使いませんが。

今ではSDレコーダー、HDDレコーダーがメインですが
当時はまだまだDATレコーダー中心の時代。
ポータブルも含め色々な機種がありました。
授業課題でSonyのポータブルを片手に野外で色々と録音して回りましたっけ。

DATですので16bit機。今とは録音の作法が大きく異なりました。
ピークで-0.1dBとかレベルを追込んで、スリリングではあるけれど
なんとも言えない緊張感を楽しんでいました。

ちょっと昔の録音を引っ張り出して聴いてみましたが
ガッツがあると言いますか、これがなかなか悪くないんですね。
音の傾向は今とは違いますが、ソースによってはいい味を出してくれます。

テープメディアなので、それがそのままマスター。
今のファイル管理とは違って何か安心。
意外とファイルベースになってからはファイルの管理に手間がかかっています。
ドロップアウトの心配から開放されたのは大きいですが。

と、色々と勉強させてもらった思い出の機材でした。


DATメディア再生、マスタリングに常備しているので
お困りの方はいつでもお問合せ下さい。
もちろん録音用にレンタルもOKです!

お問い合わせはこちら


MUSA Enterprise / 西村 宙明

2013年3月9日土曜日

卒業記念シーズン第1弾!! プレスCDの制作記事


卒業シーズンの到来に合わせて、私どもムーサ・エンタープライズも、卒業記念の制作を複数の学校様よりご依頼頂きました。
各校の特色、ニーズに合わせた編集、入稿、納品と大忙しの日々を過ごしておりましたが、今回はその一部をご紹介致します。



まず、第1弾は卒業記念CD(プレス)の制作記事です。

この学校様は特に合唱に力を入れておられまして、今年度は、「校内で行われる合唱コンクールを録音し、卒業記念のCDとしてプレスしてほしい!」とのご依頼でした。

早速、会場を下見に伺います。会場は学校の体育館です。


いつも通りセンターにスタンドを立てて…と考えましたが、合唱コンクール当日の写真撮影の邪魔にもなりますし、何より今回は私どもで新たに考案した独自のサラウンド録音に挑戦したくて……、急遽、吊マイク機構をワイヤーで自作することにしました。


自作といいましても内容は至ってシンプルです。

具材を集めて、必要な箇所を補強、塗装等を経て完成。

最後にワイヤーにマルチケーブル1本を通し、完成です。


そして、本番を迎えます。


実は拍手専用のマイクも今回考案した吊りマイク機構には仕込まれているんです。


無事に本番を終えると、次は編集作業です。



編集、整音、マスタリングの行程を経て、プレスマスターが完成です。



次にジャケットや盤面等のデザインへ進みます。
生徒さんがデザインしやすい様に、予めデザインシートはこちらでご用意しております。
自由にデザインして頂けます!


そして提出頂いたデザインはこちらで全てデータ化し、デザインの修正や文字の追加のオーダーがあれば、行います。(全てフルカラー対応です)


そして細かい手直しを経て、担当される先生の了承が頂けた段階で、国内のプレス工場に送ります。



もちろん面倒なJASRACへの申請も我々ムーサ・エンタープライズが代行します!



こうしてALL MADE IN JAPANのプレスCDが完成しました。

ご依頼頂いた学校の担当の先生には本当に喜んで頂けました!!

納品時に喜んで頂けると、それまでの苦労が吹き飛びます(笑)

不思議なものですね。



ムーサ・エンタープライズでは、「確かな音で音楽を!!」を合い言葉に録音制作を行っております。
卒業記念のCD制作に関しましてもプレス工場は原則、日本国内の指定工場以外は使用しません。これは、品質を維持するためであり、100年先でもかかるディスクを目指しております。

もちろん、肝心のCDの中身の録音内容に関しても自信を持っております。
何十年後か先に聞いたとき、「母校の体育館で行われた合唱コンクールの風景が、はっきりと目の前に現れる!」ことを目的として、独自の録音システムを確立しております。

ご興味のある方は是非、お問い合わせください。
無料サンプルをご送付致します!

MUSA Enterprise / 加登匡敏

2013年2月28日木曜日

カトライト・デュオ・デビュー!! 








ムーサ・エンタープライズのオリジナル商品 Katolight Duo(カトライト デュオ)をご紹介します。



バレエの発表会、ダンスの発表会、等々で舞台の前に置かれているLEDのポジションライトです。

演者さんが、演目と演目の間の転換中に自分が舞台のどの位置にいるかを知る手がかりとなるものです。



一見、ごく普通に見かけるLEDポジションライトのように見えますが、
改良に改良を加えて製作したオリジナル商品です。

おそらく業界初?となる搭載機能をご紹介します。


まず、電池は単3電池1本だけです。
そして最低でも連続48時間以上の点灯が可能です。(新品電池使用)



次に、「リハーサル・モード」を搭載しております。


この「リハーサル・モード」とは、
リハーサルの時は客席側でも舞台上と同じ色が確認できるという機能です。

バレエ教室やダンス教室の発表会では、リハーサル時に先生が客席で最終確認されます。
その際に舞台上と同じ色が見た目でわかれば、
「●●さん緑色の印の前に立ちなさい。」
などといった指示が出しやすくなるのでとても重宝されております。


そして、リハーサルが終われば、客席側のライトは写真のように簡単に外せます。 


そして、外したライト(USBプラグ)は本体の中に格納できます。


全5色(赤、青、黄、緑、橙)×2ペアの10色セットなのですが、
センターで使われることの多い赤は通常のシングル仕様(写真右)と、ダブル仕様(写真左)を1つずつご用意しています。


もちろん、オリジナルの色での製作や、センター赤はシングル仕様×2、ダブル仕様×2など柔軟に対応させて頂きます。


なぜなら…





そうです! 全てハンドメイドだからです!!



製造番号、製作元もしっかり明記させて頂いておりますのは、品質に自信があるからです!!



ムーサ・エンタープライズでは、オリジナル商品やデバイスの企画・製作も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください!!





Linn Drum LM-2の修理記事!!

ビンテージ機器の修理過程をレポートします!

とあるきっかけで持ち込まれることになったLinn Drum LM-2です。

このLM-2について調べてみると、発表は1982年だそうです。

1982年、、、YAMAHAのDX-7が登場する直前ですね。

個人的にとても思い入れのある年です。








症状は、「急に電源が入らなくなった」そうです。

早速、あけてみます。




写真下の方に見えてる白いシールが貼ってあるものは、、、そう、EP-ROMです。

音源の種類はこれらの部品を差し替えて交換します。

今となっては考えられないですが、

これがいいんです!!












さて、原因はどこかな…と確認していくと、

げっ…

レギュレータの足が緑色に染まっています。

緑色…そう電池の液漏れが原因です。

主成分は、水酸化カリウム(強アルカリ性で劇物)です。

早速、浸食具合を調査します。

決して素手で触らないよう注意しながら作業します。
写真下にある白い筒3本が液漏れの大元の電池です。
3本分の電解液が漏れてるとすると…
「JAPAN」の文字が悲しく写っていますが、だからこそ
絶対に治してやるという気合いが入ります。










基板の裏はというと、


うげっ…





パターン全体に腐食が広がっています。



やはり電池3本分の電解液が全て出尽くしてしまったようです。






さらに詳細に観察していくと、


うげげっ…



裏から広がった電解液が基板の表まで進み

部品の中にまで浸食しているようです。


恐るべき毛細管現象!!


少しでも浸食の疑いのある部品は迷わず交換です。
(それぐらい水酸化カリウムは強敵なのです)

さっそく図面を入手し、部品リストを作成します。



部品を全て外し、パターン上にある緑色の結晶をこそぎ落としていきます。


想像を超える量の結晶が採取できました!!
結晶が取れたら次はパターンの劣化具合を調査します。
う~ん…さすがです。
この時代のものはしっかりと作られています。
パターンの厚み、素材、そして基板との強力な接着、どれをとっても凄いです。
少し熱を加えただけでパターンが取れてしまう今時の基板とは違います。

痛みがひどかったり、薄くなった部分のパターンを補修するだけで何とかいけそうです。




部品がのっていないうちに、特殊溶剤で強力にクリーニングをしておきます。

基板につながっていたソケットまでも浸食が進んでいます。

気を抜くことなく、クリーニング続行です。























ソケットからピンを外して、磨いていきます!!
ピンの劣化具合を調査して交換が必要かどうか判断します。



交換部品入手後、取り付けていきます。
結局、全部品交換することになりました。
そして、電池はやはり「Made In Japan」でリベンジ!!
そう、「エネループ」を使用することにしました。
エネループを選んだのには実はそれなりの理由があります。
もとの液漏れしていた電池は、ニッカド電池なんですが、今回使用したのはニッケル水素(エネループ)なのです。
ニッカド電池の代替えとしてニッケル水素電池を使う場合、注意しなければならない問題があります。
容量はニッケル水素にすることで格段に増えるのですが、ニッケル水素はニッカドに比べて放電量が多いというデメリットがあります。
頻繁にこの機材を使い続ける場合、電源が入る度に充電されるので問題ありませんが、しばらく使わない期間があると、最悪放電してしまいメモリーがリセットされてしまいます。更に放置し続けると…再度液漏れ、という事態も考えられます。
エネループはこのニッケル水素のデメリットである放電量を格段に少なくした製品です。だから買ってすぐに使えるんです!!







今回はソケットで取り替えできるようになっています。
電源を入れた状態でソケット(電池)にかかる電圧を測定して、
回路図で示された電圧になっているかチェックしてから電池を取り付けます。

そして、いよいよ、
電源を入れます!



うげげげっ…



無事に起動しました!!!!
(すいません。嬉しさのあまり電源ON時の写真撮り忘れました。)

そして、オーディオテストを行います。

スイッチとスライダーに接触不良がみられたので、クリーニングすることに…












スイッチが全て外された基板(写真左) と、外されたスイッチ(写真右)







スイッチたちはある程度分解して、特殊溶剤(酸化被膜を除去する目的で使用)に漬けた後、
何度かON/OFFを繰り返し、クリーニングします。















次はスライダー(フェーダー)です。












まずは、何十年間降り積もった埃を掃除します。

ここからが根気のいる作業…そう、全スライダーを分解クリーニングしていきます。

丁寧にバラして、脱脂クリーニング後、可動部分に適量のグリスを塗布していきます。

スライド部分用と接点部分用にそれぞれ適切なグリスを選定して塗布します。

これがスライダーの耐久性、動きに大きく影響します。








そして、最後に組み上げて、





完成!!
です。









ムーサ・エンタープライズでは、ビンテージ機器の修理も承っております。

一人でも多くの方の「往年の名機を末永く使いたい!」といったご要望にお答えできるよう、スタッフ一同、日々精進しております。
お困りの際は、お気軽にお問い合わせください!!



2013年2月3日日曜日

マイク置き台

「必要だけど売っていない。」
「あったら便利だけど買うほどのものでもない。」

なんていう小物って多いですよね。
そういうものは作ってしまおうというこのシリーズ。

今回の製作物はマイク置き台です。
皆さん自作されていますよね。
素材は様々、サイズも様々。


仕様は、SM58、1~2本置き・3/8inchスタンド直付け・底面フラット
な感じです。

もう一工夫をして完成です。


MUSA Enterprise / 西村 宙明

2013年2月1日金曜日

ICTセミナーに参加しました!

日本電信電話ユーザ協会様の主催されるICTセミナーを
受講させていただきました。

テーマは「情報セキュリティとクラウドについて」です。


情報セキュリティーといえば、インターネットを介した不正アクセスや、
コンピューターウイルス等によるインターネットサーバー内の情報の
改竄、漏洩等の行為に対する対策等のイメージが思い浮かびます。

クラウドといえば、インターネットを介したサービスの利用形態で、
最近は目にすることがとても多くなってきているように思います。

これらの事柄についてより深い理解を得られればと思い、
セミナーに参加させていただきました。

講義では、情報セキュリティーに関しては
情報という言葉が指し表すもの、
情報を管理する上で考えなければいけないリスク、
対策としてのセキュリティの在り方
等の基本的な考え方や、

情報セキュリティーを考える上で地盤となる
情報とリスクとセキュリティーの3要素の、
それぞれの距離を適切に計ることの重要性等、
情報の管理に対する視点の在り方について
知ることが出来ました。

特に情報セキュリティにおける事故として、
よくニュースなどで見かける外部からの不正アクセスなどに
よる情報の漏洩などは全体から見れば1%程度の割合でしかなく、
90%以上は情報の外部持ち出し時の管理ミスによる漏洩など、
情報を管理する側の人的な要因による事故だという
話にはハッとさせられました。

実際のリスクとそれに対する対策に費やすコストの
バランスを正しくとる大切さを再認識しました。

クラウドに関しては、
クラウドコンピューティングとサーバー仮想化の基本概念等の
説明が実例を交えつつ、とても分かりやすく展開され、
大変多くのことを学べました。

情報セキュリティーとクラウドに関して、今回
知り、学び得たことを今後に活かしていければ、と思います。


MUSA Enterprise