2012年7月23日月曜日

マイクが3本?

これまた毎回収録の依頼を頂いている吹奏楽団さん。

収録に関して今回は少し変更点が。





マイクポジションを移動させています。
かつマイクの種類も変更。

写真では上下から伸びるマイクらしきものがありますが
僕が使っているのは下から伸びている方です。

去年に比べてスタンドの位置を通路一つ後ろへ移動させました。
このホールの形状もあって、逃げたいものが沢山あるので。。。
上下左右からの音の反射が強烈なのです。
あまり音が拡散しないのがこのホールの特徴。

客席にいると左右の壁から音が聴こえることがあります(汗
下手にマイクを置くとモノラルっぽくなります…。
とまぁ何かと苦労させられるホールであります。

収録ベースはいつものところで。




前回よりコンパクト化されています。
台車一台に全て収まるサイズにまとめてみました。
ペアマイクなのでレコーダーが大きすぎる気もしますが。。。
なかなか代わりのものが無いのです。
これが小型化されれば車の必要も…とはいきませんね。



機材はどうあれ、最高の録音技術が重要。
日々精進です。


MUSA Enterprise / 西村 宙明

2012年7月17日火曜日

内職

 3連休も終わり(勿論3日間仕事…)
梅雨も空けたかのような天気。
すでに夏の暑さですね。


さて、先日ご案内したティンカーベル様のCDも発売日を迎え
売れ行きも好調のようです。嬉しいですね。
http://bell-bear.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/07/post_9fb7.html



 
このブログのタイトルは冗談ですが
少量生産のCD-Rの注文がよくあります。
枚数によっては、手作りでコツコツ仕上げることもあります。


インレイ、ジャケットを切り取り、ケースに納めて…
もちろん高音質CD-Rデュプリケートの体制も整えています。

外注せずに自社生産できるので、価格も控えられます。
枚数等も柔軟に対応できるのでお気軽にご相談を!


MUSA Enterprise / 西村 宙明

2012年7月12日木曜日

MUSA Records リリース予定

MUSA Recordsのホームページを作成しました!
http://www.musa-enterprise.com/musa-records/index.html

まだタイトルは1つだけですが他作品も準備中です。


さて、MUSA Records第1弾CDとしてティンカーベル様の
「Bell Fantasy ベルの響きに癒されて…」
のリリース情報を掲載しております。


以前このブログでレコーディングレポートとして紹介させて頂きました

http://musa-enterprise.blogspot.jp/2012/07/blog-post.html
このCDがついに発売となります!


発売日は7月14日、西脇市内
各楽器店、CDショップ等で
お買い求め頂けます。
またメール等での購入お申込みも
受け付けています。

発売記念コンサートの情報も
あわせてMUSA Records
ホームページをご覧ください!









このCD、収録はもちろんデザイン~パッケージングまで
MUSA Enterpriseが担当させて頂きました。
表紙の、花でできたベルのイラストもオリジナルですよ!
是非一度手にとって御覧ください。

CDジャケット、フライヤー等、MUSA Enterpriseのイラストレーターが
オリジナルイラスト、デザインでお創りします。

皆様のイメージをカタチにします!!

お問い合せはこちらから



MUSA Enterprise / 西村 宙明

2012年7月9日月曜日

嬉しいお知らせ


うれしいお知らせを頂きました!

以前このブログに書きました、オーディション用音源制作を行った
http://musa-enterprise.blogspot.jp/2012/03/vl.html
 ヴァイオリニスト、無事オーディションに通ったとのお知らせを頂きました!


もちろん演奏者の実力ではありますが、審査には録音状態の良し悪しも
大いに影響すると話に聞きます。

MUSA Enterpriseではジャンルを問わず、高品位音源制作のノウハウを
持っています。
音源制作にお悩みの方、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら


先のヴァイオリニスト、この夏からウィーンで生活を始めると聞いています。
これからの世界での活躍を応援しています。


MUSA Enterprise / 西村 宙明

2012年7月2日月曜日

セッションレコーディング

MUSA EnterpriseではMUSA Recordsというレーベルを持っています。

MUSA Records CD制作第一弾として
ベル演奏グループ「ティンカーベル」様のCD
「Bell Fantasy ベルの響きに癒されて…」
のレコーディングを行いました!

ティンカーベル様は結成16年目、ミュージックベルと、トーンチャイムの
2つの楽器を使ったベルの演奏グループで
西脇市を拠点に活躍されています。
念願のCDデビューをということで、ご縁があり制作の依頼を頂きました。




「ティンカーベル」の皆さんにとって今回が初めてのレコーディング
しっかりと準備をしてレコーディングに挑みます。

選曲、練習予定、レコーディングの日程…
準備することは非常に沢山あります。
また、印刷物や著作権関係の事務処理等も同時進行となります。
今回は印刷物のデザインもMUSA Enterpriseで行いました。
もちろん全て丁寧にサポートさせてもらいます!

制作の依頼を頂いてから半年、電話やメール、練習場へお伺いしての
打ち合わせを経てレコーディング当日を迎えます。

場所は西脇市立音楽ホール「アピカホール」。
180席の、程よい響きのある小編成の演奏には丁度良いホールです。

CD1枚分16曲、これを一日で録りきります!
16曲の演奏のために楽器がずらり。


棒状の楽器がトーンチャイムです。


低音用の大きいこと…体力勝負、だそうです。

机の上に敷物を敷いてあります。
緩衝材です。
練習時に気になったのが楽器を机へ置く音。
ガタゴトいうんですね。
それをなくすために、緩衝材の上にカーペットを敷いています。
さらに、足元にもカーペット。移動時の足音軽減用です。
事前の打ち合わせでこの辺りは解決しておきます。

現場では良い位置に楽器をセットし、
良い位置にマイクを置くことに注力します。


楽器とマイクの位置が決まればレコーディングが始まります!


「ではテストで…」の声でレコーディングスタート。
まずはテスト録音をしてみてプレイバック。
各楽器、響きのバランス…距離感、演奏者の心理…
もろもろをチェックして必要であればマイクの位置等、手直ししていきます。

スピーカーからの音を聴き、ステージにセットしたビデオカメラの映像を見ながら
マイクを通して録音の進行や演奏上の指示を出していきます。
上の写真は僕の仕事位置ですが、机の上に液晶モニターとSM58
赤いスイッチがありますね。
もちろんあの赤いトークバックスイッチは手作りです。

演奏者の心理を読みながら進行していくのには、なかなか集中力がいります。
スムーズな進行、適度な休憩を入れつつ良い演奏を引き出します。
大変ではありますが、これがレコーディングの楽しみでもあります。

午前の部は、予定より1曲進んで終了。
お昼休憩をはさみます。
ホールの中は空調を止めているため蒸風呂状態。。。
演奏者もぐったりです。

お昼にしっかり休んで頂いて午後も頑張ります。
やはり疲れは溜まるもので、休憩の回数も増えます。
ミスも増えてきますが、ひと踏ん張り!
頑張って頂いて予定の16曲録音終了!!
「終わったー!」とは演奏者の心の声でしょうか。

事前にみっちり練習して頂いていたので順調にレコーディングも終了。
この経験が今後の演奏に生かされればとおもいます。


レコーディングは終わりましたが、プレスに向けてまだまだ仕事があります。
編集、マスタリング。印刷物の最終レイアウト、校正。。。
数々のやり取りを経て、PMCDと印刷データはプレス工場へ旅立ちます。
もちろん国内プレス工場での製造。品質管理も怠りません。

演奏者のみならず、制作者も出来上がりは待ちどうしいものです。


さて、このCDのリリースは7月中旬。
詳細はまたアナウンスさせて頂きます!




MUSA Enterprise / 西村 宙明