2013年2月28日木曜日

カトライト・デュオ・デビュー!! 








ムーサ・エンタープライズのオリジナル商品 Katolight Duo(カトライト デュオ)をご紹介します。



バレエの発表会、ダンスの発表会、等々で舞台の前に置かれているLEDのポジションライトです。

演者さんが、演目と演目の間の転換中に自分が舞台のどの位置にいるかを知る手がかりとなるものです。



一見、ごく普通に見かけるLEDポジションライトのように見えますが、
改良に改良を加えて製作したオリジナル商品です。

おそらく業界初?となる搭載機能をご紹介します。


まず、電池は単3電池1本だけです。
そして最低でも連続48時間以上の点灯が可能です。(新品電池使用)



次に、「リハーサル・モード」を搭載しております。


この「リハーサル・モード」とは、
リハーサルの時は客席側でも舞台上と同じ色が確認できるという機能です。

バレエ教室やダンス教室の発表会では、リハーサル時に先生が客席で最終確認されます。
その際に舞台上と同じ色が見た目でわかれば、
「●●さん緑色の印の前に立ちなさい。」
などといった指示が出しやすくなるのでとても重宝されております。


そして、リハーサルが終われば、客席側のライトは写真のように簡単に外せます。 


そして、外したライト(USBプラグ)は本体の中に格納できます。


全5色(赤、青、黄、緑、橙)×2ペアの10色セットなのですが、
センターで使われることの多い赤は通常のシングル仕様(写真右)と、ダブル仕様(写真左)を1つずつご用意しています。


もちろん、オリジナルの色での製作や、センター赤はシングル仕様×2、ダブル仕様×2など柔軟に対応させて頂きます。


なぜなら…





そうです! 全てハンドメイドだからです!!



製造番号、製作元もしっかり明記させて頂いておりますのは、品質に自信があるからです!!



ムーサ・エンタープライズでは、オリジナル商品やデバイスの企画・製作も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください!!





Linn Drum LM-2の修理記事!!

ビンテージ機器の修理過程をレポートします!

とあるきっかけで持ち込まれることになったLinn Drum LM-2です。

このLM-2について調べてみると、発表は1982年だそうです。

1982年、、、YAMAHAのDX-7が登場する直前ですね。

個人的にとても思い入れのある年です。








症状は、「急に電源が入らなくなった」そうです。

早速、あけてみます。




写真下の方に見えてる白いシールが貼ってあるものは、、、そう、EP-ROMです。

音源の種類はこれらの部品を差し替えて交換します。

今となっては考えられないですが、

これがいいんです!!












さて、原因はどこかな…と確認していくと、

げっ…

レギュレータの足が緑色に染まっています。

緑色…そう電池の液漏れが原因です。

主成分は、水酸化カリウム(強アルカリ性で劇物)です。

早速、浸食具合を調査します。

決して素手で触らないよう注意しながら作業します。
写真下にある白い筒3本が液漏れの大元の電池です。
3本分の電解液が漏れてるとすると…
「JAPAN」の文字が悲しく写っていますが、だからこそ
絶対に治してやるという気合いが入ります。










基板の裏はというと、


うげっ…





パターン全体に腐食が広がっています。



やはり電池3本分の電解液が全て出尽くしてしまったようです。






さらに詳細に観察していくと、


うげげっ…



裏から広がった電解液が基板の表まで進み

部品の中にまで浸食しているようです。


恐るべき毛細管現象!!


少しでも浸食の疑いのある部品は迷わず交換です。
(それぐらい水酸化カリウムは強敵なのです)

さっそく図面を入手し、部品リストを作成します。



部品を全て外し、パターン上にある緑色の結晶をこそぎ落としていきます。


想像を超える量の結晶が採取できました!!
結晶が取れたら次はパターンの劣化具合を調査します。
う~ん…さすがです。
この時代のものはしっかりと作られています。
パターンの厚み、素材、そして基板との強力な接着、どれをとっても凄いです。
少し熱を加えただけでパターンが取れてしまう今時の基板とは違います。

痛みがひどかったり、薄くなった部分のパターンを補修するだけで何とかいけそうです。




部品がのっていないうちに、特殊溶剤で強力にクリーニングをしておきます。

基板につながっていたソケットまでも浸食が進んでいます。

気を抜くことなく、クリーニング続行です。























ソケットからピンを外して、磨いていきます!!
ピンの劣化具合を調査して交換が必要かどうか判断します。



交換部品入手後、取り付けていきます。
結局、全部品交換することになりました。
そして、電池はやはり「Made In Japan」でリベンジ!!
そう、「エネループ」を使用することにしました。
エネループを選んだのには実はそれなりの理由があります。
もとの液漏れしていた電池は、ニッカド電池なんですが、今回使用したのはニッケル水素(エネループ)なのです。
ニッカド電池の代替えとしてニッケル水素電池を使う場合、注意しなければならない問題があります。
容量はニッケル水素にすることで格段に増えるのですが、ニッケル水素はニッカドに比べて放電量が多いというデメリットがあります。
頻繁にこの機材を使い続ける場合、電源が入る度に充電されるので問題ありませんが、しばらく使わない期間があると、最悪放電してしまいメモリーがリセットされてしまいます。更に放置し続けると…再度液漏れ、という事態も考えられます。
エネループはこのニッケル水素のデメリットである放電量を格段に少なくした製品です。だから買ってすぐに使えるんです!!







今回はソケットで取り替えできるようになっています。
電源を入れた状態でソケット(電池)にかかる電圧を測定して、
回路図で示された電圧になっているかチェックしてから電池を取り付けます。

そして、いよいよ、
電源を入れます!



うげげげっ…



無事に起動しました!!!!
(すいません。嬉しさのあまり電源ON時の写真撮り忘れました。)

そして、オーディオテストを行います。

スイッチとスライダーに接触不良がみられたので、クリーニングすることに…












スイッチが全て外された基板(写真左) と、外されたスイッチ(写真右)







スイッチたちはある程度分解して、特殊溶剤(酸化被膜を除去する目的で使用)に漬けた後、
何度かON/OFFを繰り返し、クリーニングします。















次はスライダー(フェーダー)です。












まずは、何十年間降り積もった埃を掃除します。

ここからが根気のいる作業…そう、全スライダーを分解クリーニングしていきます。

丁寧にバラして、脱脂クリーニング後、可動部分に適量のグリスを塗布していきます。

スライド部分用と接点部分用にそれぞれ適切なグリスを選定して塗布します。

これがスライダーの耐久性、動きに大きく影響します。








そして、最後に組み上げて、





完成!!
です。









ムーサ・エンタープライズでは、ビンテージ機器の修理も承っております。

一人でも多くの方の「往年の名機を末永く使いたい!」といったご要望にお答えできるよう、スタッフ一同、日々精進しております。
お困りの際は、お気軽にお問い合わせください!!



2013年2月3日日曜日

マイク置き台

「必要だけど売っていない。」
「あったら便利だけど買うほどのものでもない。」

なんていう小物って多いですよね。
そういうものは作ってしまおうというこのシリーズ。

今回の製作物はマイク置き台です。
皆さん自作されていますよね。
素材は様々、サイズも様々。


仕様は、SM58、1~2本置き・3/8inchスタンド直付け・底面フラット
な感じです。

もう一工夫をして完成です。


MUSA Enterprise / 西村 宙明

2013年2月1日金曜日

ICTセミナーに参加しました!

日本電信電話ユーザ協会様の主催されるICTセミナーを
受講させていただきました。

テーマは「情報セキュリティとクラウドについて」です。


情報セキュリティーといえば、インターネットを介した不正アクセスや、
コンピューターウイルス等によるインターネットサーバー内の情報の
改竄、漏洩等の行為に対する対策等のイメージが思い浮かびます。

クラウドといえば、インターネットを介したサービスの利用形態で、
最近は目にすることがとても多くなってきているように思います。

これらの事柄についてより深い理解を得られればと思い、
セミナーに参加させていただきました。

講義では、情報セキュリティーに関しては
情報という言葉が指し表すもの、
情報を管理する上で考えなければいけないリスク、
対策としてのセキュリティの在り方
等の基本的な考え方や、

情報セキュリティーを考える上で地盤となる
情報とリスクとセキュリティーの3要素の、
それぞれの距離を適切に計ることの重要性等、
情報の管理に対する視点の在り方について
知ることが出来ました。

特に情報セキュリティにおける事故として、
よくニュースなどで見かける外部からの不正アクセスなどに
よる情報の漏洩などは全体から見れば1%程度の割合でしかなく、
90%以上は情報の外部持ち出し時の管理ミスによる漏洩など、
情報を管理する側の人的な要因による事故だという
話にはハッとさせられました。

実際のリスクとそれに対する対策に費やすコストの
バランスを正しくとる大切さを再認識しました。

クラウドに関しては、
クラウドコンピューティングとサーバー仮想化の基本概念等の
説明が実例を交えつつ、とても分かりやすく展開され、
大変多くのことを学べました。

情報セキュリティーとクラウドに関して、今回
知り、学び得たことを今後に活かしていければ、と思います。


MUSA Enterprise / 奥村 周