2012年5月28日月曜日

液晶モニター

ポータブルな映像モニタが必要になり
こんな物を導入しました。


7インチの液晶モニタ、よくある車載用のモニタですね。

現場で使うわけですが、事あるごとにけたたましくビープ音が鳴ります。
これでは使えないなということで、早速分解。


裏面にはスピーカーが付いていそうなスリットが…


 開けてみると


スピーカーは何処!?
なんとあのスリットはダミーだったか。。。
音のでそうなところを探してみると


ありました!圧電スピーカーらしきもの。
こいつがビービー言っていたんですね。
こんな物はさっさと取り外してしまいましょう!

このモニタ、オーディオのインプットがあるのですが
どうやって鳴らしていたんでしょうね…

とまぁ静かに動作するようになりまして、バッテリーでも動作可能なので
手元で使える便利な一品が増えました。

スタンド取付のオプションも用意しまして
シビアな確認には厳しいですが、現場で何かと重宝しております。





MUSA Enterprise / 西村 宙明

2012年5月21日月曜日

15回目

演奏や収録に携わって今回で15回目(15年!)になる演奏会でした。


兵庫県、高校吹奏楽部の定期演奏会です。
例年CD-Rの制作まで請け負っています。


収録はシンプルなものです。
特に今回はPAを使用する演出がなかったのでペアマイクのみです。
ミキサーも外してしまいました。
HA直でレコーダーへ入力しています。
いらないものは通過させません。

このホール、パッチが全てオスなんです。
ホールの方とも何ででしょうね…なんて会話も。

司会をしていた放送部の生徒さんの声が素敵でした。

熱が冷めやらぬ内に編集~納品です!


MUSA Enterprise / 西村 宙明


2012年5月14日月曜日

映像収録業務スタート!

昨年末から準備を始めていました新事業
映像収録業務を開始しました!


 新年度早々初現場だったのですが...
この現場諸事情あり、公開できる写真がほとんどありません。
ということでいつもの写真ですが。。。


音周りは特に変わりありませんね。
いつものセットです。

MUSAの映像収録は録音をセットとさせていただいています。
映像も音は非常に重要なのです。

録音によって映像のクオリティも左右されるものです。


さて、今回は教会でのコンサートでした。
もちろん教会なので収録関係の設備などは無く
マイクはスタンドで対応、カメラは教会の一番後ろ、2階への設置となりました。

床は石、天井も高く非常に広い空間。
教会の豊かな響きを期待していたのですが
意外と響きません。。。
日本の教会、なかなかヨーロッパのようにはいきませんね。
当日非常に湿度が高かったのも影響しているように思います。
それでも一般的なホールにはない開放的な音をさせていました。

教会だけあってセッティングにも気を使います。
電源まわりや、ケーブルの引き回し、養生。
さらに朝、仕込みの時にお葬式が入るというハプニングも。。。
邪魔にならないよう、作業も一時中断です。

ステンドグラスや絵画等非常に美しい教会なのですが
当日は曇り、特に強力な照明もないので教会の中はかなり暗い状況でした。
そんな中、教会後部から演奏者をねらうのはなかなか大変です。
20倍のレンズを用意しておいて正解でした。
適時エクステンダーもOn。


収録は無事終了しましたが、帰ってきてからも大変です。


その日のうちにひたすらデータのバックアップ。
映像と音、なかなかいいサイズです。。。
このあたりの管理も重要な仕事の一つですね。


さて、今月は収録の現場も多く、しばらく編集漬になりそうです。



MUSA Enterprise / 西村 宙明

2012年5月10日木曜日

波音録音の成果?!

以前、レポートとして公開させて頂きましたので既にご存じの方もおられると思いますが、一昨年の夏に高知県土佐清水市で3日間にわたってフィールド録音をさせて頂いた波音録音の成果がとうとう形になる日が近づいて参りましたのでお知らせします。




















4人の作曲家による新作初演
関西オーケストラプロジェクト2012

関西を代表する作曲家4人がオーケストラ作品の新作を発表!それぞれの個性溢れる作品を秋山和慶指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏でお届けします。聴き応えたっぷりの現代音楽4作品の初演にご期待下さい。

指揮:秋山 和慶
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:加納くみ子

【日時】2012年05月19日(土)15:00開演
【場所】いずみホール
【入場料】¥5,000

【お問い合わせ】大阪アーティスト協会:06-6135-0503

◆ プログラム ◆
 中村茂隆:《四つの情景》~オーケストラのための~
 中西 覚:管弦楽のための《みちのく》
 七ッ矢博資:《波三態》~ピアノとオーケストラのための~
 鈴木英明:《祈りの力》~オーケストラのための~












そう、波音録音の同行依頼元でもある七ッ矢博資氏が《波三態》~ピアノとオーケストラのための~という作品を発表されます。
どんな作品になっているのでしょうか…

実は、縁があってこのコンサートの録音制作を我々ムーサ・エンタープライズが担当させて頂く運びとなりました。










早速楽譜がそろいましたので、中を確認させていただきました。











♪…♪…♪…♪…!?


また、先日オーケストラとの初合わせも見学させて頂きました。
特に《波三態》は、手に汗握る練習風景でした。
ソロピアニストの加納くみ子さんがんばってください。応援しています!


本番ではどんな音楽が奏でられるのでしょうか(汗)
そして、我々はその音楽を余すことなく録音しなくてはなりません。
今からドキドキです。

MUSA Enterprise / 加登 匡敏

2012年5月7日月曜日

A-dat/SPDIF reciprocal format convertor 3

さて、四角い穴あけはどうなったのでしょうか??

頑張りました!削りました!!
少々いがんでいる所はご愛嬌。



穴も空いたのでメインのチップを実装してパネルとの接続です。


意外とLEDの固定が面倒くさい。
基盤と一体化してもいいんですが、今回スペースが無くて…

なんていいつつ組込み完了。




もちろん蓋を閉じる前に各所をチェック!
特に問題もなく動作します。

テプラが白いのは少しかっこ悪いですが…(近々透明に張替え予定)
よく「パネルにこだわるね」と言われます。
綺麗に纏まるとより愛着がわくと思いませんか?


当初の目的通りコンパクトに組み上がりました。

動作もバッチリ、音質も申し分なし!


前作のDACと組み合わせてモニターなどにも常用しています。

気軽にカバンへ放り込めるのが売りです。


この回路図はこちらから↓
http://www.utsunomia.com/y.utsunomia/A-dat_SPDIF_reciprocal_format_convertor.html


部品さえ揃えば意外と簡単な工作でした。
非常に実用的な一品です。
皆さんもどうぞチャレンジしてください!


MUSA Enterprise / 西村 宙明