街を歩いているとツツジの香りにつつまれます。
よい季節ですね。
ゴールデンウィーク真只中、現場レポート第2弾です。
今回の現場は、コンサートの映像向け音声。
録音では無く、4カメの映像収録へ音を送ります。
映像の現場ということで制約も多い中、音づくりをしていきます。
純粋な録音とはすこし音のニュアンスが違います。映像用に色づけも。
しかしながら、おさえるべきところはしっかりと。
毎回なかなか苦労します。。。
1枚目の写真、マイクはどこにあるのやら。
1mの延長ポールを介してホール3点吊りに吊ってあります。
ステージドリルやウィンドオーケストラ、ビックバンドまで…とテンコ盛りな
演奏会だったのでマイク位置を決めるのも一苦労。
割と響きの良いホールなのでいい位置に置くと気持ちよいのですが
一歩間違えると大変です。
今回は演目への対策でマイクを4本持ち込んでいます。
世の中映像はハイビジョンとなり、音もフォーカスをきっちり合わせなければ。
この演奏会では映像2業者へ音を送ることなりミキサー回りはケーブルだらけ。
融通の利くミキサーを使用したのですが、いっぱいいっぱいです。
ご覧の通り僕のスペースは箱馬×3プラスパイプ椅子。
諸事情あってこれだけの機材です。
左手に映像のディレクタースペースが見えますね。
1ステージでPAが入っていました。
ソロもあるのでPAミックスを分けてもらうのですが…もちろんモノラルです。
PAで鳴っている中、ペアマイクを置いてもほぼモノラル状態。。。
共存は難しいですね。
予算があればすべて頭分けで録音用ミックスも可能です。
これだけの機材なのでささっとばらして
ケーブルにミキサーとマイクを背負って電車で帰宅です。
さすがにちょっと重かったですが…。
今回は映像向け、レコーダーレスのミニマムセットでの現場でした。
ご依頼があれば、ADAMS SMITH ZETA THREEや
MOTU DIGITAL TIMEPIECE等も所有していますので、
ALESIS HD24を使用してSEMPTE、B.B.等で同期をかけた
マルチトラックでの録音も可能です。
MUSA Enterprise / 西村 宙明
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